信用保証協会に融資申し込み行ってきました。
一昨日急に組合員から、「保証協会のセーフティーネットで10年無担保で金が借りられると聞いたので、借りたいと思うがどうしたらいいのか?」という電話がありました。
正直言って組合自体は借入をしていないので、直接手続きをしたこともなかったので、すぐに保証協会の東大阪支店に出向いて手続きの流れと必要書類をもらってきました。
その時、その組合員の業務が「不況業種」に該当しているかどうかを確認する必要があると言われ、連絡先も教えてもらったので、早速事務局に帰って確認したところ、当該業種は「不況業種」になっているとのことでした。その時「不況業種」である証明書なんかは要らないのですかと聞いたのですが、「不況業種」である証明書という書類はないとのことでした。でももうひとつ納得ができていませんでした。
資料は集めたので、次の日組合員の事務所にいき、借入条件(売上高が減少している、あるいは売上総利益率又は営業利益率が低下している等)に合致していることの確認、それを説明できる資料の整理、借入金額を毎月の返済予想額をあらかじめ事務局でシュミレーションしたものを参考にして決定し、法務局及び税務署で必要書類をあげて、社長と一緒に信用保証協会の本店に行きました。
そこで、担当のYさんに書類をみてもらいましたが、不況業種の認定書がいるといわれました。上記の通り紙での証明書は不用と理解していたので、思わず「何ですかそれ?」と聞いてしまいました。Yさんは怪訝な顔をされたので、上記の内容を説明したところ、理解してくれたようで、それは東大阪の保証協会の担当者の説明が悪いと言われました。またそれからこれまでの積もり積もった不満を少し吐露してくれました。
Yさんがおっしゃるには、最近は金貸し側の教育がなっていないとのことで、Yさんが昔(Yさんは定年前か、定年後の再雇用かといった年齢の方です)金貸しをはじめたころは、融資希望者と面談していて、変な対応をしたら、上司がすぐに飛んできて、客の目の前で大声で怒鳴られたそうです。また、融資申込先に面接に行って帰ってきたら、上司から「融資申込先の社長はどんな靴を履いていたか?」とか、「奥さんがいたんなら、お茶の一杯でもでたか?」とか「事務所やトイレは掃除されてたか?」とか、融資返済可能性とは直接関係ないと思われる質問をまずされたそうです。
今は、客の前なんかで上司が担当者を怒鳴るようなことをすればパワハラだと言われるし、融資先の人柄とかをみないで、数値だけで融資の判断をするような傾向になっており、融資を受ける側にたって物事を考えることのできない担当者が増えてきている。だからまともな説明ができなくなっていると嘆かれました。それは保証協会も同じで、特に支店のレベルが低いとおっしゃっておられました。
この意見には大賛成で、銀行の担当者と話をしても、こちらの聞きたいことに納得できる回答をしてくれる人にあったことがないとか。今回も提出を要請された税理士や会計士が押印する「中小企業の会計に関するチェックリスト」の内容についても、本当に理解している銀行の担当者はいないのではないかと思われること。同時にこれに押印する税理士の先生方も、多分内容を本当に理解できるいる方は少ないと思われること等を話したところ、また盛り上がり、最後にサービスだといって、今後この融資の申し込みを行う際に必要な書類の書き方をまとめた資料のコピーをいただきました。
Yさんの話は、我々組合事務局にとっても耳の痛い話しで、上っ面の数値ばかりを見ていたのでは実態はわからないし、組合員から実態をいかに聞きだすかことができるかが、本物の専門家となる第一のステップだと思います。この第一のステップは自分自身でクリアしていかないといけないので、ひとつでも実例を増やして、自信の持てる仕事を積み重ねていきたいものです。
今回は、不況業種の認定書を受けるための資料も全てそろえていたので、すぐ社長と取りに行き、その足で保証協会のYさんを再び訪ねて、無事申し込みを完了させることができました。
最後にYさんに今回は本当に勉強になったことのお礼をいい、次回は完璧に行えること、従ってもうYさんの仕事もやれると思うことを伝えました。
失礼かもしれませんが、プロとは一回納得するまで仕事をすると、もうそれで次は自らの力である程度はやれなければならないものだと思っているので、プロとしての自負のあるYさんなら納得してくれるのではないかと思い、試してみました。
最後に社長からは、(全く白紙の状態で)融資を思いついてから2日で融資の申し込みまで終了したのだから早いことは早いけど、色々と取り違えもあり、その点がなければ2時間程度は短縮できたのではないかと思われるので、最速で終了したとは言えないなぁと言われました。また同時に融資の申し込みに来て担当者があんな話をするのかと、すこし驚いていました。
でも、二人であれやこれやと言いながら、大阪市内を半日走り回りましたが、本当に楽しい時間でした。
正直言って組合自体は借入をしていないので、直接手続きをしたこともなかったので、すぐに保証協会の東大阪支店に出向いて手続きの流れと必要書類をもらってきました。
その時、その組合員の業務が「不況業種」に該当しているかどうかを確認する必要があると言われ、連絡先も教えてもらったので、早速事務局に帰って確認したところ、当該業種は「不況業種」になっているとのことでした。その時「不況業種」である証明書なんかは要らないのですかと聞いたのですが、「不況業種」である証明書という書類はないとのことでした。でももうひとつ納得ができていませんでした。
資料は集めたので、次の日組合員の事務所にいき、借入条件(売上高が減少している、あるいは売上総利益率又は営業利益率が低下している等)に合致していることの確認、それを説明できる資料の整理、借入金額を毎月の返済予想額をあらかじめ事務局でシュミレーションしたものを参考にして決定し、法務局及び税務署で必要書類をあげて、社長と一緒に信用保証協会の本店に行きました。
そこで、担当のYさんに書類をみてもらいましたが、不況業種の認定書がいるといわれました。上記の通り紙での証明書は不用と理解していたので、思わず「何ですかそれ?」と聞いてしまいました。Yさんは怪訝な顔をされたので、上記の内容を説明したところ、理解してくれたようで、それは東大阪の保証協会の担当者の説明が悪いと言われました。またそれからこれまでの積もり積もった不満を少し吐露してくれました。
Yさんがおっしゃるには、最近は金貸し側の教育がなっていないとのことで、Yさんが昔(Yさんは定年前か、定年後の再雇用かといった年齢の方です)金貸しをはじめたころは、融資希望者と面談していて、変な対応をしたら、上司がすぐに飛んできて、客の目の前で大声で怒鳴られたそうです。また、融資申込先に面接に行って帰ってきたら、上司から「融資申込先の社長はどんな靴を履いていたか?」とか、「奥さんがいたんなら、お茶の一杯でもでたか?」とか「事務所やトイレは掃除されてたか?」とか、融資返済可能性とは直接関係ないと思われる質問をまずされたそうです。
今は、客の前なんかで上司が担当者を怒鳴るようなことをすればパワハラだと言われるし、融資先の人柄とかをみないで、数値だけで融資の判断をするような傾向になっており、融資を受ける側にたって物事を考えることのできない担当者が増えてきている。だからまともな説明ができなくなっていると嘆かれました。それは保証協会も同じで、特に支店のレベルが低いとおっしゃっておられました。
この意見には大賛成で、銀行の担当者と話をしても、こちらの聞きたいことに納得できる回答をしてくれる人にあったことがないとか。今回も提出を要請された税理士や会計士が押印する「中小企業の会計に関するチェックリスト」の内容についても、本当に理解している銀行の担当者はいないのではないかと思われること。同時にこれに押印する税理士の先生方も、多分内容を本当に理解できるいる方は少ないと思われること等を話したところ、また盛り上がり、最後にサービスだといって、今後この融資の申し込みを行う際に必要な書類の書き方をまとめた資料のコピーをいただきました。
Yさんの話は、我々組合事務局にとっても耳の痛い話しで、上っ面の数値ばかりを見ていたのでは実態はわからないし、組合員から実態をいかに聞きだすかことができるかが、本物の専門家となる第一のステップだと思います。この第一のステップは自分自身でクリアしていかないといけないので、ひとつでも実例を増やして、自信の持てる仕事を積み重ねていきたいものです。
今回は、不況業種の認定書を受けるための資料も全てそろえていたので、すぐ社長と取りに行き、その足で保証協会のYさんを再び訪ねて、無事申し込みを完了させることができました。
最後にYさんに今回は本当に勉強になったことのお礼をいい、次回は完璧に行えること、従ってもうYさんの仕事もやれると思うことを伝えました。
失礼かもしれませんが、プロとは一回納得するまで仕事をすると、もうそれで次は自らの力である程度はやれなければならないものだと思っているので、プロとしての自負のあるYさんなら納得してくれるのではないかと思い、試してみました。
最後に社長からは、(全く白紙の状態で)融資を思いついてから2日で融資の申し込みまで終了したのだから早いことは早いけど、色々と取り違えもあり、その点がなければ2時間程度は短縮できたのではないかと思われるので、最速で終了したとは言えないなぁと言われました。また同時に融資の申し込みに来て担当者があんな話をするのかと、すこし驚いていました。
でも、二人であれやこれやと言いながら、大阪市内を半日走り回りましたが、本当に楽しい時間でした。
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